ラグビーシックス・ネーションズ2023 – 速報、チーム分析 & 予想

今年も、ラグビーシックスネーションズ賭けズ賭けの季節がやって来ました。

ラグビーの本場であるイングランド、フランス、アイルランド、スコットランド、ウェールズと新興勢力であるイタリアが大会のフォーマットを変え続けながらも、このラグビーシックス・ネーションズは19世紀から毎年開催され続けている由緒正しい国際大会です。

しかも、この大会への参加国はすべて『ティア1』と呼ばれる『ラグビーの伝統国』として位置づけられている国々からできているトップグループに属しているので、それがこの大会の重要さを示しています。

今年はフランスでワールドカップも開催されるので、プレ大会として注目を浴びるだけではなく、最多優勝を誇るイングランドとウェールズや前大会覇者のフランスのどの国が優勝するかのベットを既にラグビーシックス・ネーションズ賭けをしているラグビーファンたちも多いのではないのでしょうか。そんな歴史があるだけでなく、熱狂的なファンが揃っているスポーツであるラグビーでも人気のある大会であるラグビーシックスネーションズ賭けを楽しむだけではなく、気になる速報をチェックしながら分析などをして、もっともっと楽しみましょう。

速報:イングランド、監督を更迭

まず、最初にラグビー界で誰もが気になった速報と言えば、2012年から2015年まで日本のヘッドコーチを務めていたエディー・ジョーンズ氏のイングランドのヘッドコーチ解任ではないでしょうか。

既に後任として、元イングランド主将のスティーブ・ボーズウィック氏の就任が決まっていますが、ラグビーシックス・ネーションズを2016年、2017年、2020年と優勝するだけではなく、この大会で全勝優勝をした際に贈られる称号である『グランドスラム』を達成した稀代の名将とも言えるジョーンズ氏をこのタイミングで解任するのは疑問符がつきます。

今回、ジョーンズ氏の後釜として就任したボーズウィック氏は日本代表のコーチとして代表チームに帯同していた経験もあり、2015年に日本がワールドカップで南アフリカを撃破した歴史的瞬間にも日本代表のコーチとして経験しています。

ボーズウィック氏は指導者としてクラブチームレベルでの監督としての経験や優勝の経験はありますが、代表レベルでは前述のコーチとしての経験しか無いため、毎日顔合わせして練習をすることができない代表の監督としては腕前はまだまだ未知数です。

しかも、これがイングランド代表と言う世界でも強豪国の監督となると尚更です。これによって、イングランドは短期間でチーム作りを一から行う事が予想されます。そのため、イングランドがラグビーシックスネーションズ賭けをするファンたちも予想を変更せざる負えないのではないでしょうか?

チーム分析:成長著しい、イタリア代表

サッカーではワールドカップを4度制覇したり、最近では2020年の欧州選手権を制するなど強豪国であるイタリア。でも、そんなサッカー代表の愛称である『アッズーリ』と同じ愛称で呼ばれるラグビー代表の活躍は比較すると見劣りします。

しかも、『ウッデン・スプーン』と呼ばれるラグビーシックス・ネーションズで最下位に贈られる賞を大会が現在のフォーマットになってから、ほぼ毎年受賞するなど、ラグビーファンたちからは確実に勝利金が獲得できる賭けとして、イタリア代表の最下位にベットする人たちは多いのではないでしょうか。

更に、ラグビーシックス・ネーションズでは、この大会とは別に参加国である2か国同士で開催されるミニ大会があり、2007年に対フランスと行われた『ジュゼッペ・ガリバルディ・トロフィー』と2022年に対スコットランドと行われた『クッティッタ・カップ』の両方を落としてしまうなど、やはりブックメーカーファンの間では確実に勝てるベットの対象としての印象が強いです。

それでもラグビー界では『ティア1』と呼ばれる、イングランドをはじめとしたその他のラグビーシックス・ネーションズ参加国などの伝統がある強豪国たちから構成されるグループに属しています。

また、イタリア代表は1987年に初めてワールドカップに出場してから9大会連続で出場しています。その証拠として日本でもヘッドコーチを務めた経験のあるジョン・カーワン氏がイタリア代表を率いた際、中堅国として名高いカナダやトンガを破るなどの成長を見せています。

イタリア代表の成長はそれに留まるだけではなく、過去に行われたラグビーシックス・ネーションでは2007年にスコットランドをアウェーで下すだけではなく、ホームでウェールズを下すなど、ベットを賭けたファンたちを驚かせるほどの番狂わせを演じています。

それに付け加えて、イングランドが二連覇を達成した2017年のラグビーシックス・ネーションズで見られた様な奇策を用いたりと、ベットを賭けるのが好きなブックメーカーファンたちを楽しませてくれるなど、伝統がありつつも新興勢力としての戦いぶりが魅力的な成長株ナンバーワンのポジションに位置する今大会では要チェックのダークホースとも言えます。

絶対に自分が予想して賭けていたベットとは違うビックリする様な番狂わせを演じてくれることは間違いなしです。

気になる予想:内弁慶脱却を狙う、アイルランド

ラグビーシックス・ネーションズの最多優勝国はイングランドとウェールズであり、前大会の覇者はフランスなので、事前にこれらのチームが人気を博して沢山のブックメーカー好きの方たちがこの3か国の優勝にベットを賭ける事が予想されます。

でも、実は現時点でラグビー世界ランキング第1位はアイルランドです。なので、今大会でも優勝候補としてベットを賭けているブックメーカー好きのラグビーファンは多いのではないでしょうか。

それを裏付ける証拠として、アイルランドはラグビーシックス・ネーションズでは現フォーマットになってから4大会制覇。2009年と2018年には全勝して『グランドスラム』とイングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズの参加国間で全勝すると称えられる『トリプル・クラウン』を同時に達成しています。

フランスが優勝した昨年大会でもトリプル・クラウンを達成しているので、『忘れずにベットを賭ける強豪国』としてラグビー好きの方たちからは人気があります。

イングランド、スコットランド、ウェールズに対して無類の強さを誇るアイルランドですが、ラグビーシックス・ネーションズではフランスより優勝数で劣るので『内弁慶』感が否めません。

国内のプロチームもアイルランド、イタリア、スコットランド、ウェールズ、南アフリカのチームから構成されているユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップと呼ばれる世界最高峰リーグの一つに所属しており、最多優勝チームもアイルランドのクラブチームが8回なので国際舞台でも活躍が期待されます。

国際舞台で次のステージに進むためには、ここでフランス代表に勝って優勝する必要があります。

まとめ

ラグビー国際大会の中でも、最も盛り上がるラグビーシックスネーションズ賭けですが、どのチームが優勝するか予想をしてベットしてましたか?

この大会は毎年開催されているので、いつも同じ様な結果を予想してベットを賭けている方も多いのではないでしょうか?

でも、今年は9月にラグビーワールドカップが開催されるので、ティア1の強豪国たちにとってはプレ大会として、いつもと違う意気込みで大会に臨むこと間違いなしです。

ブックメーカー好きの方も、このラグビーシックスネーションズ賭けを普通に楽しむのではなくて、ラグビーワールドカップに向けてベットを予想しながら楽しむ絶好の場として迎えてみましょう。

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